EPAでの病気予防と改善

脳血管障害

脳は左右2本の無内頸動脈系と椎骨動脈系からなる4本の脳動脈を通して送られてくる血液から、酸素や栄養素を供給され、それをエネルギー源として正常に活動しています。4本の脳動脈は枝分かれしていくつにも細くなり、脳の隅から隅まで血液を送っています。


しかしこの動脈のいずれかが破れてしまったり、つまってしまうなどで血液の流れが悪くなると、脳そのものがダメージを受けてしまい、手足が麻痺したり、感覚障害、言語障害、失語症、意識障害、呼吸困難など様々な生命に危険のある症状を引き起こします。


これを脳血管障害といいます。脳血管障害はおもに高血圧症や糖尿病、心臓病、高脂血症、多血症を原因として発症します。脳血管障害には脳梗塞や脳出血、死亡する危険が非常に高いといわれるくも膜下出血などがあります。


脳梗塞は日本では1960年代以降から増加傾向にあり、これは食生活が欧米化し、牛肉や豚肉、鶏肉といった動物性脂肪の過剰摂取が原因とされています。こういった脳血管障害の予防・改善として塩分や糖質、脂質、コレステロール、アルコールの過剰摂取を控えるといった食事制限も有効とされていますが、エイコサペンタエン酸(EPA)を摂取することでも予防・改善ができます。


EPAは血液中の血栓の溶解、血管の拡張により、血液の流れをスムーズにします。EPAの摂取量が多いグリーンランドのイヌイットに脳梗塞が少ないことや、魚をよく食べる日本の漁民の血小板が凝縮しにくいことから、脳血管障害の予防や再発防止にEPAが有効だといえます。