EPAの効果的摂取方法

緑黄色野菜

エイコサペンタエン酸(EPA)は、血小板を凝縮させる物質の生成を抑えてドロドロの血液をサラサラの血液にする働きや、血液の中にある悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させて、善玉コレステロールを増加させる働きがあり、動脈硬化、脳血管障害、高脂血症、高血圧症、腎不全といった病気の予防・改善に役立ちます。


また花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支ぜん息などのアレルギー症状や、慢性気管支炎、潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患の症状改善にも有効であることもわかっています。EPAはウナギ、ハマチ、マグロ、サバ、イワシなどの魚類に多く含まれている栄養成分です。


しかしEPAは多価不飽和脂肪酸の一つで、この多価不飽和脂肪酸は酸化しやすいという欠点があります。酸化すると過酸化脂質となり、癌や老化の原因となってしまいます。そこでEPAの効率よい摂取方法として、緑黄色野菜を一緒に摂取することをおすすめします。


カボチャやニンジン、ホウレンソウに代表される緑黄色野菜にはビタミンCやビタミンE、β-カロチンが多く含まれています。このビタミンCやビタミンE、β-カロチンには抗酸化作用があり、多価不飽和脂肪酸の酸化を防いでくれるというわけです。ちなみに野菜の食べられる部分の100g当たりに600ug以上カロチンが含まれている野菜を緑黄色野菜と位置付けます。


ただしカロチンが600ug以下の野菜であっても1回の摂取量や使用頻度の多い色の濃い野菜も含まれます。トマトやピーマンなどがその代表例です。もちろん緑黄色野菜もご存知の通り、病気の予防・改善に役立つ食品ですから、EPAを多く含む魚類と一緒に積極的に摂取していきたいですね。